失語症とは
脳血管障害などによって言語機能(聞く・読む・話す・書く)に困難が生じてしまう高次脳機能障害のひとつです。
左脳にある言語局在が損傷することによって生じ、言語に関わる部分の損傷がなく失語症が生じることはありません。
ストレスなどによって生じることはなく、失声と同義として捉えられることがありますが、全く異なるものです。
損傷が起きた部分がどこかによって症状に違いがあり、失語症タイプによってリハビリの方法も違います。
コミュニケーション障害による問題
人はコミュニケーションを通して喜怒哀楽を表現したり他者と気持ちを共有しあったりしています。
生きていく中でとても重要な役割を果たしているコミュニケーションがうまくいかない場合、それは言語機能の障害だけをさすのでしょうか?
失語症は社会的フレイル(虚弱)を起こす障害であると考えられます。
「うまく話せないからもういいや」と諦めてしまっていませんか?
コミュニケーションは人と人との繋がりの中でなくてはならないもの。
トークゆうゆうを通してコミュニケーションの大切さ、温かさを繋げていきませんか?
トークゆうゆうでの活動による効果
失語症によって人との関わり方がわからなくなり、コミュニケーションをとることが怖くなってしまう人もおられます。
まずは一歩、思い切って外に出てみましょう。
同じ失語症をもつ仲間と同じ時間を共有し、助け合いながら、コミュニケーションの楽しさを取り戻していきましょう。
トークゆうゆうでの活動によってコミュニケーション機会が増えるだけでなく、人との距離感をうまく理解できるようになったり、感情のコントロールが出来るようになったり、「前はこんな性格じゃなかったのにな、、、」と思っていた部分に変化がみられるはずです。